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廃校を利用したグリーン・ツーリズムによる 地域活性化

宮城県本吉郡南三陸町 旧林際小学校運営事業組合

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日々の写真館

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事業概要

多くの子供たちを送り出してきた校舎を何とか残し、有効に活かしていきたいと考えた地元の人々は、グリーン・ツーリズムと体験学習の拠点施設として活用することを選び、「さんさん館」として生まれ変わらせた。「さんさん館」は、農林漁業体験など各種のグリーン・ツーリズム体験メニューを提供する宿泊施設である。研修室や食堂も完備しているほか交流室もあり、お茶飲み場として地域コミュニティ維持と組み合わせながら、都市の人々との交流に活用されている。
平成13年の開業から、運営は地元の卒業生らにより結成された、旧林際小学校運営事業組合が担っている。入谷地区の良さを再認識し、誇りに思っている人々が集まった組織のため、運営等への参加意欲は強く、年間約7千人の利用を支えている。
小川での魚つかみや野菜収穫など地域独特の資源を活かした体験メニューは極めて豊富で、100種類に上る。体験指導には、高齢者を名人として活用しており、地元の人材活用にも積極的である。また、館内の食堂は地元食材を使った純朴なふるさとの味を楽しめる地産地消の拠点ともなっており、こちらは地元の女性たちが主役となっている。こうした活動を通して地域コミュニティ維持を図りつつ、地域経済の活性化を目指す拠点施設としての位置づけを強めていく。

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主力商品・イベント

○こどもの日5/5いわなつかみどり田植体験
入谷川でいわなのつかみどりをして田植も体験。無料。いわなをつかまえて、そのまま塩焼きでたべられる。

○そばまつり
11月末に体験で播いたそば粉を使った新そばを食べる。200円。

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活動背景

南三陸町(旧志津川町)入谷地区は、国内屈指の養蚕地域だったが、養蚕の衰退とともに過疎化、高齢化が進んできた中山間地域である。その中、平成11年3月、127年もの歴史を重ねてきた林際小学校が廃校となった。思い出のつまった木造校舎は地元の人々にとって心のよりどころであリ、地域住民みんなが参加する学校行事は地元の人々の心をひとつにしてきた。そこで、地元民が愛着をもっていた校舎を活用する方策を考えることになった。

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ポイント・効果

○「さんさん館」の整備は、地域の雇用機会の増加や農産物の販売と農林漁業体験による農家所得の向上に寄与した。また、施設を管理運営する組織を民間ベースで整備し、農林漁業等の体験学習受入体制を一本化したことは、地域住民に一体的な連携をもたらし、地域を活性化している。

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活動規模

○雇用者数 6人(H21年末)
○年間売上 1千万円
○イベント回数 3回

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地域資源

○築47年の木造校舎
○里山に囲まれた入谷地区の景観
○ホタルが飛び蛙が上る川、牛のいる牧草地、田畑、豊かな三陸の海
○地元の海・山・里からの食材
○地元のお年寄りの技能
○民話、地域の祭・イベント

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今後の展開

更なる質の向上と利用者の増加のため、積極的に情報交換や各種研修等へ参加し、県のグリーン・ツーリズムアドバイザー派遣事業を活用するなど、経営の更なる強化を目指していく。

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困難だったこと

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基本情報

■名称 :

廃校を利用したグリーン・ツーリズムによる 地域活性化

■住所 :

宮城県本吉郡南三陸町入谷字山の神平10番地1

■TEL :

0226-46-5051

■管理団体 :

旧林際小学校運営事業組合

■代表者名 :

■WEBサイト :

http://san3kan.sakura.ne.jp/

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