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千枚田保全活動を通じた都市農村交流

三重県熊野市 丸山千枚田保存会

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事業概要

平成5年、丸山地区住民31戸で結成した「丸山千枚田保存会」は、発足後の4年間で810枚の田を復元した。現在も手作業による農作業、石垣の補修など丸山千枚田の保全活動を続けている。
平成8年度から実施している「千枚田オーナー制度」では、『畦塗り-田植え-案山子づくり-稲刈り-畦そり』と千枚田の1年が体験できる農作業を通じて都市住民との交流を図っている。
地域の小・中学校の子供たちにも田植えや稲刈りの体験を通じて、千枚田の昔ながらの農耕文化の継承を実践している。
千枚田を訪れる観光客に歴史、魅力、保全活動の大切さ・大変さ等を語ることで、観光客の満足感をアップさせるなど「おもてなし」にも力を入れている。

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主力商品・イベント

○虫送り
参加無料。昭和28年頃までに実際に行われていた「虫おくり」を復活。現在では千枚田の夏の風物詩となってきている。21年度は、千枚田に1,000個の松明を設置した。
○畦そり体験
参加無料。田植え、稲刈り以外の作業体験による交流を図るために実施。近年では珍しい昔ながらの農作業を体験できる。作業後は保存会員と食事しながら交流できる。

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活動背景

1601年には、2,240枚あったと記録される丸山の棚田。昭和30年以降、日本経済の高度成長による若年層の都市流出、過疎化・高齢化による労働力不足、減反政策、そして、機械を使えない作業効率の悪さから耕作放棄が進み、平成初期には530枚まで減少していた。そのような中、『先祖から受け継いだ棚田を自分たちの代で無くしたくない。素晴らしい景観と農耕文化を後世に残していきたい』という地元住民の熱意と観光等で地域活性化の活路を開きたいとする旧紀和町の思いが重なったことがきっかけとなり、「丸山千枚田保存会」が組織された。

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ポイント・効果

○千枚田オーナー制度や農業体験により、地元と都市住民が一体となった保全活動が展開され、農村の活気が復活。
○棚田のある日本の原風景を取り戻し、地域の宝として後世に継承している。
○四季折々の棚田の風景が観光客に感動を与え、観光客が増加している。
○千枚田米を飼料に加えることで「熊野地鶏」のブランド力が向上、また、丸山千枚田米で作る「どぶろく」は、地域経済の活性化に寄与している。
○地元の子供たちに貴重な農耕文化が継承され、郷土愛を育む一環となっている。

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活動規模

○イベント回数 6回(H21年度)
○オーナー数 139組(H21年度)

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地域資源

○市のシンボル的文化遺産である「丸山千枚田」とその景観、そこで生産される農産物
○水源地である共有林等里山の景観

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今後の展開

農業体験メニューの充実、休耕田を活用した美しい景観づくりを進め、千枚田の魅力を向上させる。
SNSを利用した情報発信やオーナーの口コミで丸山千枚田ファンを全国的に獲得し“みんなの手”で守り伝えていきたい。

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困難だったこと

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基本情報

■名称 :

千枚田保全活動を通じた都市農村交流

■住所 :

三重県熊野市紀和町板屋78

■TEL :

0597-97-1113

■管理団体 :

丸山千枚田保存会

■代表者名 :

■WEBサイト :

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