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地域の伝統文化・生業にこだわった製造体験と販売

新潟県村上市 さんぽく生業の里企業組合

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事業概要

地元の女性が中心となり、特産品の製造販売、郷土料理の提供、生業体験を行っている。地域の伝統文化などの“生業”にこだわり、国の伝統的工芸品「羽越しな布」の製造販売並びに山菜、餅加工品の提供や加工品の製造販売、体験を実施している。
直売、イベントなどで自らが製造した商品が売れること、そして、集落の伝統産物による売上などにより、組合員に地域に対する自信と誇りが醸成されてきている。また、しな布原材料、食の材料も地元から仕入れることにより、集落に対する経済効果はもとより、住民全体が集落に対し改めて誇りを持ち始めている。
古代伝統農法「焼畑」などを地域の魅力を紹介する事業としてメニューに加えながら活動しており、リピーターを大切にし、人とのつながりを大切に取り組んでいる。
商品に対し、あくまでも素朴さと伝統を大切にし、作り手の顔が見える販売方法にこだわり各産物を提供することで、地域経済に対する大きな効果を上げている。

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主力商品・イベント

○赤かぶ体験ツアー(10月~11月)
一人3,500円。山熊田に受け継がれるこだわりのレシピで、赤かぶの漬け込み体験ができる。昼は、地元の郷土の味が楽しめる。
○羽越しな布
シナの木(オオバボダイジュなど)の樹皮からできる日本最古の布。帯、日傘、帽子、財布などにも加工。国の伝統的工芸品に指定されており、素材の採取、繊維の採取、糸の紡ぎ、織りまですべて手仕事。
○アク笹巻き
灰の文化を活かした、この地独自のチマキ。もち米を灰汁に浸し、笹で巻き上げ3時間程度煮る。もっちりとした食感と独特のうまみが良い。アク笹巻き体験ができる。

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活動背景

昭和61年に山北町商工会が取り組んだ「村おこし事業」で、「しな布」をテーマとした地域活性化策を策定し、「しな布」が商品化され、新たな収入源となった。
平成元年には旧山北町の取組として各集落において「魅力ある集落づくり事業」が始まり、当集落においても環境整備や地域活性化の取組がスタートした。
こうした取組によって住民意識の高揚が図られ、平成10年にフランスで開催されたイベントに「しな織り」を出品、織りを実演し、注目を浴びた。

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ポイント・効果

○地域の資源を活かし、地元産にこだわった産物の提供、来訪者の受入を実践している。
○地域独自の伝統文化を崩さぬよう、来訪者に媚びるのではなく、当地の生活文化に共鳴した人々を迎え入れ、等身大の付き合いをしている。

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活動規模

○年間売上 14,065千円
イベント回数 13回
(H28年8月末)

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地域資源

○日本三大古代織りのひとつである「シナの木」の皮からできる糸で織り上げる「羽越しな布」
○焼畑技術と焼畑で栽培した赤かぶ
○木灰を活かして作るアク笹巻き
○神楽、マタギの生活

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今後の展開

しな布が「羽越しな布」として国の伝統的工芸品に指定され、知名度が高まったため、新たな販路拡大が見込まれるので、後継者を呼び込む手段を講じていく。
また、市内の地域づくりグループとの連携などにより、市全体として来訪者を呼び込む仕組みを確立していく。

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困難だったこと

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基本情報

■名称 :

地域の伝統文化・生業にこだわった製造体験と販売

■住所 :

新潟県村上市山熊田325

■TEL :

0254-76-2115

■管理団体 :

さんぽく生業の里企業組合

■代表者名 :

■WEBサイト :

http://www.iwafune.ne.jp/~sanpokusho/kaiin/nariwai/nariwainosato.html

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