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大阪府北摂地域におけるペレットの製造

大阪府高槻市 大阪府森林組合

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事業概要

当組合では大阪府北摂地域における木質ペレットの製造を行っているが、ペレットのみならず木質資源の循環利用を意識した取り組みを府内各地域で展開している。その中でも大阪府能勢町をフィールドとした広葉樹の整備から利用までの取り組みを進めており、その事例を紹介する。
大阪府能勢町は大阪府の最北端に位置し、町域の約80%が森林で覆われる自然豊かな地域である。クヌギを活用して古くから最高級のお茶炭である「池田炭(菊炭)」の生産が盛んに行われてきたものの、昨今では利用されることも少なくなり、カシノナガキクイムシの被害により立ち枯れが目立つようになってきた。
この状況が推移すると主力樹種であるクヌギ林の荒廃とともに防災面での危険性も高まることが危惧されていた。そこで能勢町の補助金を活用し、クヌギ林の若返りを目的とした伐倒・萌芽更新事業に着手。伐採したクヌギは薪やシイタケ原木に加工し、販売して得た利益を事業の補助残に充てるなど森林所有者に負担を求めない事業を組み立てている。
このように森林整備と資源利用に加え、森林の減災という3つの効果が期待できる事業を展開し、「広葉樹林経営」の確立を目指すものである。

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主力商品・イベント

○薪 
・大割サイズ(薪ストーブ用) 1束350円~
・中・小割サイズ(薪窯用) 1束450円~
・シイタケ原木(毎年冬季限定販売)
○薪ストーブ
・直接販売はしていないものの、普及に関するPR活動を行う。

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活動背景

能勢町は町域の約80%が森林であり、そのうちの7割が天然林である。昔から炭やシイタケ原木の生産が盛んにおこなわれており、ナラ・クヌギ林が広がっている。しかしながら燃料革命をはじめとし、次第に管理の手が行き届かなくなっていた。
そのうえカシノナガキクイムシの被害が追い打ちをかけ、立ち枯れが目立つようになり、防災面でも懸念される事態となっていた。天然林も組合員所有森林であることが多く、人工林同様、森林の活用や経営、適切な整備を行う対象として位置付け、事業を展開することを目的とした。

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ポイント・効果

昨今、薪ストーブの設置や薪窯で焼くピザを売りにするレストランが多数出店するなど、新興住宅地や都市部での薪の需要が増加している。
組合の薪の販売は5年目に入るが、屋内でじっくり乾燥させた優良な薪を販売することで、固定客を獲得することができ、年々、売上を伸ばしている。

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活動規模

平成27年度実績
・薪の売り上げ高 2,786千円(約6,600束)
・萌芽更新施業面積 0.8ha

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地域資源

・クヌギ、ナラなどの広葉樹

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今後の展開

行政の予算措置を契機として、萌芽更新施業を行う対象地の拡大を目指す。そのための持続可能な事業になるように販売面に力を入れながら、森林所有者の理解を深めたいと考えている。
加えて、丹波マツタケの主産地だった里山の再生など、能勢町内の森林が持つポテンシャルを引き出すことで、薪販売に続くコミュニティビジネスを展開したいと考える。

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困難だったこと

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基本情報

■名称 :

大阪府北摂地域におけるペレットの製造

■住所 :

大阪府高槻市大字原1052番地の1

■TEL :

072-698-0950

■管理団体 :

大阪府森林組合

■代表者名 :

■WEBサイト :

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