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梅干しと同じくらい有効成分を含んでいる梅酢に着目

和歌山県日高郡みなべ町 株式会社紀州ほそ川

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事業概要

梅干しと同じくらい有効成分を含んでいる梅酢に着目し、「梅酢を飲ませると鶏が夏バテしない」という言い伝えから、平成11年より和歌山県農林水産総合技術センター養鶏研究所の協力で梅酢を鶏に与える研究を行った。
平成16年に飼料製造業者として届け出を行い、飼料原材料として「紀州梅そだち(梅BX70)」の製造販売を開始するとともに、液体の「紀州梅そだち」の粉体化にも取り組んだ。
研究では塩分含有の有無や与える量を変化させて効果を観ていく中で、平成17年、「紀州梅そだち」を飼料に0.1%混ぜる養鶏飼養法を確立させた。
 また、鶏に有効であることを聞いた真鯛養殖業者へ「紀州梅そだち」を提供したところ、真鯛の色合いが良くなる等の品質向上が見られた。
平成19年の和歌山県水産試験場での研究では、過酸化脂肪が極めて少ない、質の高い脂肪がのり、美味しくなるなど、真鯛でも肉質が改善されることがわかってきた。
 養鶏の飼養法が確立した平成17年、紀州の梅の知名度を活かしたブランド鶏・卵の普及と養鶏業者の収益性向上を目的とし、紀州うめどり・うめたまごブランド化推進協議会(現紀州うめどり・うめたまご協議会)を県の協力のもと、養鶏業者や鶏肉加工業者など11業者で発足させた。
発足後は、「紀州うめどり・うめたまご」の商標登録、ロゴマークの制定、ホームページ・パンフレットの作成、商談会、展示会に参加し、PRに努め、現在では地元スーパーや小売店で販売されている。

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主力商品・イベント

○紀州うめどり:鶏肉(もも)
400円/250g
○紀州うめたまご:鶏卵
 葉酸等のビタミンが普通卵より30%増、300円/10個

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活動背景

昭和55年頃より梅干しの調味技術が進歩して食べやすくなったことと、紀州南高梅の産直通販が普及したことで需要が伸び、梅干し生産量の増大に伴い、副産物の梅酢(梅を塩漬けしたときに出る酸味の強い果汁)の産出量も増え、既存の漬物需要だけでは消費しきれなくなったことから新規用途開発が急務となった。

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ポイント・効果

○梅干し製造過程でできる副産物梅酢の有効利用が進み、資源として有料で取り引きされるようになった。
○県養鶏研究所の研究成果が、県内の養鶏現場に活かされ、鶏肉・鶏卵の品質向上につながった。
○紀州うめどり・うめたまごブランド化推進協議会(現紀州うめどり・うめたまご協議会)の設立により、PRが効果的に行われるようになり、スーパー等での「紀州うめどり・うめたまご」の販売が広がった。
○水産養殖業(真鯛)分野でも県水産試験場の研究成果が発表された。
○紀州うめどりが2008地鶏・銘柄鶏食味コンテストで最優秀賞、2015グランドチャンピオン大会で優秀賞(弟二位)を受賞した。
○紀州うめたまごが出版社主催卵かけご飯食べ比べランキング!で第一位を獲得した。

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活動規模

○紀州うめどり・うめたまご協議会会員:15社
○紀州うめどり 120万羽(年間)
○紀州うめたまご  4万羽

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地域資源

○梅酢

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今後の展開

飼料原料「紀州梅そだち」を養鶏業者、養豚業者、飼料会社に畜産の品質向上用としてPRする。ペットフードにも提供していく。
人の健康食品として商品開発を目指ず。
紀州うめどり・うめたまご協議会は、商談会や展示会への参加やリーフレットの作成・配布でPRに努める。

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困難だったこと

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基本情報

■名称 :

梅干しと同じくらい有効成分を含んでいる梅酢に着目

■住所 :

和歌山県日高郡みなべ町晩稲889

■TEL :

0739-74-2739

■管理団体 :

株式会社紀州ほそ川

■代表者名 :

■WEBサイト :

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