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農家とシェフが協力して作る「ヨーロッパ野菜」

埼玉県さいたま市 さいたまヨーロッパ野菜研究会

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日々の写真館

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事業概要

さいたま市内の若手農家グループと地元シェフが連携し、これまで栽培が難しかったイタリアやフランスの野菜を栽培、県内約1000件のレストランで地産地消に繋げている。

さいたまヨーロッパ野菜
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主力商品・イベント

・ヨーロッパ野菜(レストラン向けに出荷)
・ヨーロッパ野菜を使った料理(サポートレストランをはじめ、県内1000件のレストランで提供)

県内レストランで料理に使われている
ラディッキオ(トレビス)類の畑の様子
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活動背景

市内のレストランシェフ達から「イタリアやフランスの野菜が手に入らない。輸入品は高値で鮮度が低い。地元で栽培してもらえないか」という声があった。また、地元農家は「市場に出す野菜は価格の変動が激しく、産地間競争も激しい、自分たちで値段を決められる新しい野菜に挑戦したい」と考えていた。そこで、鮮度の高いヨーロッパ野菜の地元需要があると考え、生産者・レストラン・種苗会社・行政などが中心となって2013年4月に「さいたまヨーロッパ野菜研究会」を結成した。

地域内のシェフ達のニーズがきっかけとなった
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ポイント・効果

①市街地に近い立地を活かし、これまでに500人以上のレストラン関係者が畑を訪問。徹底的にシェフの声を活かした野菜作りを行っている。
②若手生産者11名が「農事組合法人FENNEL」を設立。種苗会社の協力を得ながら、ヨーロッパ野菜の安定出荷に向けて栽培技術向上に取り組んでいる
③県内全域のレストランを顧客とする業務用食品卸がメンバーとなり、受発注・配送を行うことにより、業務効率化と配送コストの削減を実現している
④さいたま市の外郭団体「さいたま市産業創造財団」が事務局となり、生産者・商工業者・行政の連携をサポートしている

・外食アワード2016 受賞
・地産地消優良活動表彰 農林水産省食料産業局長賞受賞
・イノベーションネットアワード2017 全国イノベーション推進機関ネットワーク会長賞

年間100名以上のシェフが畑を訪れる
農事組合法人FENNELのメンバー
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活動規模

生産農家 11軒(農事組合法人FENNEL)
生産エリア さいたま市内
使用レストラン 県内約1000軒
使用レストランエリア 埼玉県全域 および全国

研究会メンバー
地元のレストラン・ホテル・結婚式場などで使われている
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地域資源

さいたまのヨーロッパ野菜

さいたまのヨーロッパ野菜
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今後の展開

・生産規模の拡大
・加工品開発
・観光との連携
・他産地との連携

研究会のビーツを使ったビール(氷川ブリュワリー)
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困難だったこと

①ヨーロッパ野菜の安定供給
国内ではヨーロッパ野菜の栽培技術が確立していない上、不作時の代替産地がないため、長期間安定的に野菜を出荷する体制づくりが難しかった。生産者同士で栽培技術を教え合ったり、種苗会社から栽培情報を得ることで解決を図っている。
②地域内レストランへの普及
国内でほとんど普及していない野菜であるため、正しい調理方法を知るシェフが少なかった。さらに、卸売会社もヨーロッパ野菜の扱いに慣れていなかったため、シェフや卸売会社の営業担当者を対象に畑見学会や調理勉強会を開き、県内レストランへの普及をめざした。

生産者が自ら展示会で説明
食品メーカーとレストラン向けメニューを開発
種苗会社との栽培勉強会
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基本情報

■名称 :

農家とシェフが協力して作る「ヨーロッパ野菜」

■住所 :

埼玉県さいたま市中央区下落合5-4-3 さいたま市産業創造財団内

■TEL :

048-851-6652

■管理団体 :

さいたまヨーロッパ野菜研究会

■代表者名 :

事務局  福田 裕子

■WEBサイト :

https://saiyoroken.jimdo.com/

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