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棚田オーナー制度、耕作放棄地の復田

千葉県鴨川市 特定非営利活動法人大山千枚田保存会

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日々の写真館

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事業概要

平成12年に鴨川市との協働により関東地区初の棚田オーナー制度を開始、平成14年には136組まで拡大し現在に至っている。オーナーは100㎡あたり30,000円を支払い「マイ田んぼ」として、一年を通して田んぼの耕作権と収穫物の権利を有する。
このほか、復田した耕作放棄地を使い、大豆の作付け、収穫から豆腐作りや味噌作りまで体験する大豆畑トラスト、千枚田周辺の農地を利用して、すべて共同作業で稲作をする棚田トラスト、酒米の田植えから収穫まで体験し、酒造会社で酒を仕込み酒で受け取る酒づくりオーナー、綿や藍の栽培から収穫、紡ぎや染まで体験する綿藍トラストなど地域に残る技術を活かしながら事業を進めている。
また、棚田を訪れる写真家たちに参加してもらい写真コンテストを開催し、その写真でカレンダーを製作、販売することで彼らも保全活動の一翼を担っている。里山の環境を活かし、自然観察会や里山ウォーク、祭り寿司、伝統料理の体験、地域の樹林の再生を目的とした「家づくり体験塾」などにまで活動の範囲を広げている。

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主力商品・イベント

○綿藍トラスト
綿と藍を育て、藍で染色をし、綿から糸を紡ぎ、織り上げる。1万5千円。日本人の暮らしが本来持っていた技術を体験できる。
○棚田オーナー制度
田植、草刈、稲刈、脱穀に参加。オーナー料3万円。天水のみで耕作をしている棚田で、農家の指導を受けながら体験ができる。
○大豆畑トラスト
種蒔、草刈、収穫、納豆・豆腐・味噌作り。4千円。完全無農薬。
○家づくり体験塾
古民家の基礎調査から着工、完成までを体験。18万円。全10回の講座で、現場での指導と座学。

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活動背景

鴨川市の中山間地域活性化を目指したリフレッシュビレッジ活動の一環で、大山地区の取り組みとして棚田を地域の財産として取り上げ、平成9年に大山千枚田保存会を設立した。以来、各オーナー制度などの事業展開を進めながら組織を拡充し、平成15年には、NPO法人の認証を受けた。

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ポイント・効果

○荒廃が進んでいる小区画の農地は農村体験に使用する田としては適度な大きさで、容易に借り受けできることに着目。
○高齢者は農業技術の「生き字引」であり、オーナー制度の運営に関して、昔ながらの作業をオーナー伝えることのできる重要な存在である。

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活動規模

○雇用者数 4人(H20年度末)
○年間売上 42,748千円(H20年度)
○イベント回数 134回(H20年度)

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地域資源

○里山および里山文化(棚田・畑・森・寺社)
○高齢者が持っている地域に残る技術

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今後の展開

地域には経済価値を失った森林が多く存在する。これらの森林の新たな活用法の構築や、新たな経済価値の構築を、企業とも連携して行っていきたい。
また、学校体験の受け入れのために様々なプログラムを提案しているが、小学校の教員と連携を取りながら、より農村の魅力や大切さを伝えられるようなプログラムを開発・実施したい。

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困難だったこと

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基本情報

■名称 :

棚田オーナー制度、耕作放棄地の復田

■住所 :

千葉県鴨川市平塚540

■TEL :

04-7099-9050

■管理団体 :

特定非営利活動法人大山千枚田保存会

■代表者名 :

■WEBサイト :

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