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生ゴミの堆肥化による環境活動

佐賀県伊万里市 NPO法人 伊万里はちがめプラン

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事業概要

最初3軒の生ごみ分別協力事業所から始まった生ごみ堆肥化活動も、現在、71事業所(レストランやスーパー等)市民の生ごみステーショングループ27ヶ所250世帯の参加協力によって、年間500トンの生ごみを分別回収し200トンの良質な堆肥を生産しています。生産された堆肥は「はちがめ堆肥」として篤農家や家庭菜園、ガーデニング・ベランダでのプランター栽培等に好評です。
また、「はちがめ堆肥」を田畑に施し、小中高生や市民ボランティアの協力によって菜の花エコプロジェクトも実施しています。生産された菜種油を飲食店や保育園・市民に提供、使用後の廃食油は回収し、BDFを生産、クリーンな燃料としてプラントの作業車等で活用しています。
平成17年、タイ環境教育ワークショップにおいて佐賀大学と連携したはちがめプランの環境活動を発表、主催者の国際協力銀行に認められ、佐賀大学の協力を受け、生ごみ堆肥化の技術指導と、ネットワークづくりに対する支援を、タイ王国のウボン県とクラビ県の2ヶ所で行ないました。タイ王国での経験が評価され海外からのJICA研修員の研修が18年度から始まり、国際協力にも貢献しています。
当法人が長年にわたって蓄積した、地域活動としての生ごみ堆肥化活動のノウハウを基に「マニュアル化」を行ない、他地域への当活動・技術の移転支援事業を行っています。

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主力商品・イベント

主力商品
○はちがめ堆肥(生ごみ堆肥)
良質な有機堆肥の販売
堆肥1g中に放線菌が1億個含まれている(佐賀大学農学部染谷教授)
○菜種油 
はちがめ堆肥で市民と共に栽培した安心・安全な菜種油
イベント
○「環境杯」グランドゴルフ大会
 生ごみを宝に!地域を菜の花色に!
 年二回 春と秋に開催
○「環境フォーラム」の開催
佐賀県と伊万里市の支援を受け、
毎年6月の環境月間に実施。
○「小学生の環境教育」
小学校4校の4年生約300名に対して毎年環境教育を実施。

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活動背景

生ゴミを可燃ごみとして税金で焼却するのは“もったいない”と市民が中心となり「生ごみ資源化研究会」を発足させ調査研究を開始したのが平成4年です。
伊万里市(人口約6万/平成3年)では、生ごみを含む可燃ごみの焼却量は1日35トン、年間3億5千万円もの大金を使い焼却処分し、約2,000トン/年の焼却残灰を生産していました。さらに1日の焼却量である35トンの1/3が生ごみです。その生ごみの水分含有量は約80%であり、約10トンもの水を燃やしていることが明らかになりました。
このような課題解決を目指して平成9年、商工会議所の協力を受け「生ごみ堆肥化実行委員会」を結成し、名称を「伊万里はちがめプラン」と名付け、環境啓発活動と微生物の研究を行ないました。
平成12年、各方面の支援と協力を受け現在地に「生ごみ堆肥化実験プラント」を完成させ、食資源循環のプロトタイプを社会に明らかにする活動を行ない今日に至っています。

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ポイント・効果

○生ごみの堆肥化・廃食油の燃料化などの事業にとどまらず、それを核として地域社会の様々な分野にかかわり合いを持ちつつ、課題である環境保全という問題を通して、人と人との新たな交流を育み、自立的な循環型の地域社会を構築することによって、豊かな伊万里を生み出しています。

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活動規模

○雇用者数 5人(H27年度)
○年間売上 15,000千円(同上)
○イベント回数 10回(同上)
○小中学生環境学習 6校(同上)

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地域資源

○生ごみと生ごみ堆肥、廃食油とBDF
○菜の花の景観と菜種油、地域の人材

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今後の展開

中間山地の農家と連携し、はちがめ堆肥・BDFを活用し農産物を生産、それを市街地で消費する食資源循環型社会の確立を目指します。
さらに地域の自然と文化・歴史とロマンを掘り起こし、グリーンツーリズム等の推進事業に協力して地域の活性化に貢献します。

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困難だったこと

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基本情報

■名称 :

生ゴミの堆肥化による環境活動

■住所 :

佐賀県伊万里市大坪町狩立乙2436-1

■TEL :

0955-22-4058

■管理団体 :

NPO法人 伊万里はちがめプラン

■代表者名 :

■WEBサイト :

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