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山村留学の実施と交流をベースにした米の販売提供

山形県東置賜郡川西町 東沢地区協働のまちづくり推進会議

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事業概要

(1)構成員の数
 180名(農家110名 農業関係団体20名、学校関係者35名など)
(2)団体の性格
 平成16年、川西町は「まちづくり基本条例」を定め、まちづくりの基本理念を「協働」として、町内の7地域に協働のまちづくり事業の推進母体をおくこととした。
東沢地区では、他地域に先駆けて、平成18年に地域づくりの推進母体である「東沢地区協働のまちづくり推進会議」を設立し、4つの自治会の地区が、「東沢地区計画」を策定して、豊かな食と自然を守り育て、都市住民や消費者と交流する地域づくりに取り組んでいる住民組織です。
「農業の振興と所得の拡大」、「安心、安全な暮らし」、「人づくりと交流」の三つの柱を掲げた5カ年の「東沢地区計画」を策定し、活動を行ってきました。

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主力商品・イベント

平成8年に前身となる地域づくり推進協議会が設立され、平成3年から継続している東京都町田市からの山村留学の受け入れと夢里(ゆめり)創造研究所を設置し、地域活性化の新たな方策や農村加工品の開発、販売等をプロデュースしている。現在、東京のおむすびチェーン店につや姫の納入、東京銀座の県アンテナショップで漬け物の販売、紅大豆オーナー制等の成果が地域活性化につながっている。

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活動背景

川西町東沢地区は中山間地域集落である。近年、高齢化と人口流出が急速に進み、地域のコミュニティ機能が弱体化して、地域を維持することが困難となっている。これらの課題を打開するため、地区民は東京都町田市との山村留学を開始するなど、交流を起点とした地域づくりに取り組み移住者の受け入れも増えている。 

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ポイント・効果

(1)交流人口の拡大
 平成3年から継続しているやんちゃ留学や、米の取引先のおむすび権米社員の田植、草取、稲刈体験、紅大豆オーナー制による農業体験をはじめとする多彩な交流事業の実施により、交流人口が拡大し、地域活性化に結びついている。
(2)協働のまちづくりの推進
 近年、多くの市町村が進めている協働によるまちづくりが、地域づくりの主流となっている。
 東沢地区では、行政と住民の「協働」によるパートナーシップが定着し、充実した地域活動が行われている。
(3)夢里創造研究所によるシンクタンク機能
 地域のシンクタンク機能として設立された夢里創造研究所は、毎月1回定例の会議を開催し、農業の振興、地域特産物の開発、販売企画等を担っている。この活動から東沢米翔や東沢夢工房の設立につながり、地域農業の振興につながっている。 (ホームページアドレス:http//www.zawa21.net)

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活動規模

 山形県東置賜郡川西町東沢地区は、平成18年に「東沢地区協働のまちづくり推進会議」を設立して、①産業振興と所得の拡大、②安全安心な暮らしを守る、③交流と人づくり、の三つを柱とし、地域の5ヵ年の目標を掲げた「地域計画」を策定した。毎年度はじめに具体的な施策を示し、1年間の活動が終れば検証評価を行って次年度の施策を決めるPDCAを実行して、着実に地域づくりを進めている。
この活動の礎になっているひとつが、平成3年から26年間続けている「やんちゃ留学」と名づけた山村留学である。川西町とダリアの縁で交流があった東京都町田市の子供たちを対象に、夏休み期間中4泊5日で行われる短期留学721名、1年を基本とする長期留学44名を農家に寄宿するホームスティ方式で受け入れてきた。
この活動から、町田市に長期留学生の保護者の会「まちだ夢里の会」が組織され、互いに訪問する双方向の交流が行われている。さらに、その会員の紹介によって、大手おにぎり専門店「おむすび権米衛」に東沢産のつや姫が納入されることになり、農業所得の拡大と地域の活性化につながっている。
また、地域づくり活動のシンクタンクが「夢里創造研究所」である。平成18年12月に設立され、米をはじめとする農産物や加工品のブランド化を中心に販売企画、インターネットを利用した情報発信をプロデュースしている。地域ブランド米を流通販売する「(株)東沢米翔」、伝統の漬物技術を継承する「東沢夢工房」の設立を企画した。今後も都市住民や消費者との交流事業をプロデュースしていく。
これら交流をベースとした活動が高く評価されて、平成20年度日本農業賞特別部門第5回食の架け橋賞優秀賞(東沢地区協働のまちづくり推進会議)、平成21年度山村力コンクール最優秀賞林野庁長官賞(山村留学協力会)を受賞した。
地域づくり標語の「自信あります東沢! 食と自然とあたたかさ!」をモットーにして、今後も地域住民が力を合わせて、やさしさと思いやりにあふれた地域づくりに邁進していく。

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地域資源

(2)農産物の販売拡大
 交流から生まれたおにぎり専門店への米の納入が行われたことや、女性パワーを生かした伝統の味噌漬、新たな醤油漬がスーパー、デパート、東京「おいしい山形プラザ」で売り上げを伸ばしている。また季節の農産物、山菜や寒中野菜の生産販売により着実に販売額を伸ばしている。

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今後の展開

地域づくりに終わりはなく、新たな課題の克服に取り組まなければならない。
そのために平成28年4月からスタートした次期地区計画を策定した、人口減少と高齢化は全国どこでも深刻な問題となっている。計画には、この難局を切り抜けるために、①交流と人材育成、②農業振興と所得の拡大、③地域資源の活用と観光化、④安全・安心な暮らし、⑤新たな夢の里構想の5つを柱として掲げる。

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困難だったこと

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基本情報

■名称 :

山村留学の実施と交流をベースにした米の販売提供

■住所 :

山形県東置賜郡川西町大字大舟2525-2 

■TEL :

0238-48-2079

■管理団体 :

東沢地区協働のまちづくり推進会議

■代表者名 :

■WEBサイト :

http://zawa21.net

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