大井谷の棚田
島根県 SCROLL「助(たすけ)はんどうの会」が保全活動に取り組んでいます
SHIMANE - OOIDANIおよそ600年前の室町時代に開墾されたもので、綺麗に石積みされ整然と広がる棚田と、そこに溶け込むように点在する民家が素晴しい景観を生み出しています。棚田保全組織「助(たすけ)はんどうの会」は、棚田オーナー制度やトラスト制度を導入するとともに棚田まつりなどを開催し、交流人口の創出や棚田保全に努めています。
地域で取り組まれている保全活動
Related articles『助はんどう』とは、大井谷地区のいちばん上の屋敷の横に据えてある直径1.2m、深さ30cm の石でできた水がめのことで、その昔干ばつの年にここだけわずかに溜まる水を飲んで住民が生き延びたことからこう呼ばれるようになったと伝えられています。
① オーナー制度
大井谷の棚田をとおして農業に対する理解を深めてもらい、棚田保全や農業をはじめ、森や川など環境について一緒に考え、都市と農村が共に力を合わせていけたらと思っています。特典は、農産物宅急便や温泉無料利用券などをお届けします。
② トラスト制度
大井谷の棚田を守り、次世代に伝えていくために平成12年より開始した制度です。集まった資金は、景観を守るための草刈経費や花木の植栽経費、棚田まつりなどに使わせていただいています。特典は、新米5kgなどをお届けします。
周辺情報
Related articles大井谷の棚田を活用した地域づくりを行なうため地元住民により「助(たすけ)はんどうの会」が結成され棚田保全に取り組んでいます。『助はんどう』とは、地区のいちばん上の屋敷の横に据えてある直径1.2m、深さ30cm の石でできた水がめのことで、その昔干ばつの年にここだけわずかに
溜まる水を飲んで住民が生き延びたことからこう呼ばれるようになったと伝えられています。
棚田カード配布場所:吉賀町役場産業課
4月 棚田オーナー決定
5月 棚田オーナー春祭り・田植え
6月 棚田オーナー草取り・交流会
9月 棚田オーナー収穫祭・稲刈り
道の駅かきのきむら
TEL: 0856-79-8024
有機農業で有名な吉賀町柿木村の野菜や大井谷の棚田米、特産品等が購入できます。
柿木温泉はとの湯荘
TEL: 0856-79-2150
古くは弘法の湯と呼ばれ、薬効で知られる天然温泉。からだの芯から温まる茶褐色の湯が自慢です。
木部谷温泉「松乃湯」
TEL: 0856-79-2617
茶褐色のお湯は、近くの間欠泉が源泉。山菜や野菜など地元の食材にこだわった料理もおすすめ。
アクセス情報
Access information中国自動車道六日市ICから車で25分 萩・石見空港から車で50分 駐車場:有(19台分) トイレ:有