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棚田オーナー制度

棚田オーナー制度

Owner system

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棚田オーナー制度ってなに?

What is the tanada owner system?

オーナー制度というのは、都市住民に直接耕作に関わってもらいながら棚田を保全していく方法をとる制度です。
色んなタイプがあって、まずは農業体験がメインの型から始めるのが定石ですが、地域に合う形を見つけください。

オーナー制度の仕組み

Owner system

オーナー制度の基本的な仕組みを説明します。

①まず、行政と連携して、春前に次年度のオーナーを募集します。オーナー数は30組前後が多いです。
②応募者は、都市住民を含む地域内外の人たち。個人・グループ・会社など、単位は様々です。オーナーになると、3万円程度の会費を払って、1a程度の一定区画の水田を割り当てらます。
③オーナーは年に数回来訪して、地元農家たちの指導を受けながら、田植え、草刈り、稲刈りなどの作業を行います。
④その区画で穫れたお米がオーナーのものになります。最低収量保証をしているところもあります。

オーナー制度の経済

Owner system economy

オーナーの会費は、田んぼの地代、苗・肥料・用水などの費用、日常管理をする農家の日当、オーナーへの案内の事務費などに使われます。自分で耕作する場合には発生しないような費用もあるから計画的に運用してください。人材面・財政面で行政や企業のサポートを受けている地区もあります。

オーナーは年に数回家族や友達と作業に来るので、農泊、レストラン、売店の利用を増やすチャンスです。多業で経済を回しているところを参考にしてください。

オーナー制度の効果

Effect of owner system

オーナーさんは色々な動機で参加しています。棚田の保全に協力したい、自然に触れたい、自分でお米を作ってみたいなど。オーナーを体験した人の多くが満足していますし、リピーターになる人、移住する人、後継者※になる人も少なくありません。

受入側にも、オーナーとの交流によって棚田や地域の価値を再認識した、自信になった、地域が明るくなった、昔の風景がよみがえったなど、沢山の嬉しい効果が見られています。収入面でも普通に出荷する場合と比べれば格段の差があります。色んな未来が見えてくるオーナー制、一度チャレンジしてみませんか?

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